Twitter活用事例
米国の成功事例：ウェブサイトの訪問数を増加させたBloombergの戦略
主な成果
52%
サイト訪問あたり単価の削減率
(コンバージョン最適化と比較)
87%
サイト訪問あたり単価の削減率
(リンククリック最適化と比較)
キャンペーンの機会
大手金融情報メディアのBloomberg（@business）は、Twitter上のアクティブなオーディエンスに金融・経済ニュースコンテンツを届けるという点では成功を収めていましたが、目指していたのはこのエンゲージメントを同社ウェブサイトであるBloomberg.comのインタラクションへとつなげることでした。それでは、Twitterアカウントからのサイト訪問数をもっと伸ばせる可能性があると考えたBloombergは、オーディエンスをBloomberg.comに呼び込んで金融関連のニュースや特集記事へと誘導するために、どのような方法を取ったのでしょうか？
キャンペーン戦略
Bloombergの公式Twitterアカウントを通じて、ウェブサイトへの訪問数を増やし特集記事へのトラフィックを促進するという目標を設定したBloombergは、Twitterの新しい広告商品であるサイト訪問数最適化を採用しました。サイト訪問数最適化とは、ウェブサイトを訪問する可能性が最も高いオーディエンスに広告が配信されるように最適化された新しいウェブサイトトラフィック商品で、ウェブサイトへの訪問をTwitterの広告キャンペーンに関連付けられるようになります。
そこでBloombergは、Twitterと共にBloomberg.comを訪問する可能性が最も高いオーディエンスを特定し、サイト訪問数最適化キャンペーンを実施しました。その方法をご紹介します。
キャンペーン成功へのステップ
”パンデミックの新たな局面によって優良株の判断はより厳しい状況に。”
01
適切なオーディエンスを特定
目的に合わないオーディエンスに広告を表示するのは、マーケティング予算の使い方として効率的とは言えません。Bloombergがサイト訪問数最適化を採用したのはこのためです。反応する可能性が最も高いオーディエンスをキャンペーンの対象とすることで、投資効果の最大化を目指したのです。
”最富裕層25世帯の総保有資産は8月から22%増、金額ベースで3,120億ドルの増加。”
02
エンゲージメントの高いオーディエンスを対象に関連性の高い広告を配信
サイト訪問数最適化は、特集記事を紹介するBloomberg公式アカウントのツイートを関連性の高いTwitter利用者に確実に表示する上で効果を発揮しました。最も関連性の高いオーディエンスをターゲットにすることで、Bloombergはサイト閲覧数、読者は情報というそれぞれのニーズを満たすことができたのです。
キャンペーン結果
サイト訪問数最適化はBloombergに期待通りの成果をもたらしました。サイト訪問あたり単価の削減率は、コンバージョン最適化との比較では52%、リンククリックの最適化との比較では87%削減されました1。Bloomberg.comへと誘導されたTwitter利用者は、広告で紹介されたコンテンツにとどまらず、ほかのコンテンツにもアクセスしています。
Bloombergの公式アカウントがTwitter上で築いていた適切なオーディエンスとのつながりを活かすことで、Twitter利用者がBloomberg.comにアクセスし、サイトのコンテンツにとどまる確率が高まりました。サイト訪問数最適化が、軽いエンゲージメントとクリックスルーを結び付けたのです。これこそが、ビジネスの世界でマーケターが成果を上げる方法なのです。
「ブルームバーグ・メディアは、あらゆる事業でオーディエンスを中心に据え、試して学ぶという理念を貫いています。オーディエンスがTwitterのプラットフォームでニュースを見ることは認識していますので、私たちの目標はオーディエンスが時間を費やしている場所に登場して、驚きと喜びの体験を提供することです。Twitterの広告商品の進化によって、私たちはオーディエンスに価値を届ける新しい方法を常に見い出し、事業の収益に結び付けることができます。」
ブルームバーグ・メディアのChris Marino氏（パフォーマンスマーケティング＆メディア担当グローバル統括責任者）とCollier Hammons氏（ペイドソーシャル担当統括責任者）
出典
1 Twitterが費用負担し、2021年11月から12月に実施された広告主テスト。サイト訪問数最適化を利用した15のウェブサイトキャンペーンと、既存のコンバージョン最適化を利用しサイト訪問イベントに最適化された15のウェブサイトキャンペーンのパフォーマンスを比較しました。