リサーチ

Twitterとサステナビリティ

社会課題やサステナビリティを意識したコミュニケーションが求められる時代へ

昨今、サステナビリティやSDGs(Sustainable Development Goals: 持続可能な開発目標)といった社会課題に対する世の中の関心が高まっています。Twitterでは、利用者のサステナビリティ意識に関するオンライン調査を実施。その結果、Twitter利用者は社会課題やサステナビリティに対する意識が高く、関連消費にも積極的であることが明らかになりました。

サステナビリティを意識したコミュニケーションが求められる中、企業やブランドはSNSなどを通じてサステナビリティや社会課題に対する消費者の声に耳を傾けつつ、自社のスタンスを表明したり、課題解決に向けたアクションを取ることがますます重要になっています。

Twitter マーケティング リサーチ結果


Twitterは、社会課題やサステナビリティ情報を知る上で主要なメディア

調査によると、Twitterは企業の取り組みや社会課題を知る上で、テレビやニュースサイトに次ぐ情報ソースとして認知されていることが分かりました。とりわけ10代から20代の若年層においては、企業の取り組みを知る情報ソースとしてトップとなり、社会課題を知るメディアとしても他のデジタルメディアを上回る結果となりました。

Twitter マーケティング リサーチ結果

 

この結果を反映するように、Twitter上ではサステナビリティやSDGsに関する会話が年々増えており、企業の取り組みを知る上でTwitterが広く活用されていることが伺えます。

Twitter マーケティング リサーチ結果


Twitter利用者は、サステナビリティを意識した消費行動を取っている

Twitter利用者は、非利用者に比べてサステナビリティや社会課題に対する意識が高いことが分かっていますが、具体的にどのような消費行動を取っているのでしょうか。調査からは、使い捨ての割り箸やプラスチックの使用を控えたり、リサイクル素材で作られた商品を選んだりと、日常生活の身近なところからサステナビリティを意識した行動を取っていることが分かりました。

Twitter マーケティング リサーチ結果

 

「サステナブルな商品を買うと、よいことをしたと感じる」と回答したTwitter利用者は非利用者に対して10ポイント以上高く、サステナブルな商品・サービスの購入経験も高い結果となっています*。また、Twitter利用者は、周囲の人にサステナビリティの大切さを発信する意欲も高く、メッセージが拡散されやすいことも分かっています。

Twitter マーケティング リサーチ結果

* Source | 調査主体:Twitter Japan 調査実施機関:インテージ, 2020年11月  Twitter利用者 n=519:16歳~64歳のスマートフォン利用者のうちTwitterを月1回以上利用、Twitter非利用者:n=481


Twitter利用者に共感される社会課題とは

Twitter利用者が高い関心を寄せている社会課題には、LGBTや女性の活躍推進といった多様性に関する課題や企業の取り組みなどがあげられます。Twitterは自由で多様性があり、自分の気持ちや意見を表現できるプラットフォームとして受け止められていることから、多様性を含む幅広い社会課題について日々会話が繰り広げられています。

Twitter マーケティング リサーチ結果

 

企業やブランドは、社会課題やサステナビリティについてTwitterで発信することで利用者とつながりを持ち、世の中に自社のメッセージを浸透させ、サステナブルな商品・サービスの消費を促すことが可能となるのです。

Twitter マーケティング リサーチ結果
March 09, 2021
タグ
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