視点

公共の場における会話の力

会話が持つ大きな力を、より良くするには?

会話は人と人とをつなぐものです。知識を共有したり、創造力を刺激したり、新しい考え方をひらめかせたり。Twitterの中心にあるものは会話です。そして私たちは、会話の力をより良くすることができると考えています。
 

公共の場における会話の力

Twitterが目指しているのは、公共の場における会話に寄与することです。公共の場における会話は、アイデアや情報を自由に交換できるものであり、誰もが参加できるものです。そして共有する問題を解決して新しいアイデアを閃かせ、時には笑いをも生み出すような、社会に利益をもたらすものだと考えています。

人々が会話をすると、美しく、素晴らしく、力強いものが生まれるのです 

”黒人の女性写真家はどこにいるの?”

”#ハリケーンヘンリーは公式発表によれば風速75mph、気圧991mbでカテゴリー1の台風だ。#hurricane!! すぐに台風への備えを!#ニューイングランド”

”映画ゾラを観てきたけど正気とは思えない。Twitterのスレッドみたいにいくつものことが同時に起こっていてまるで夢の中にいるみたい。”

公共の場における会話は、人と人とをつなぎます。それまで知らなかった共通点に気づかせてくれ、新しい見方を教えてくれます。K-POPやスポーツ、ユニークなミームと呼ばれるインターネット上の愉快なコンテンツについて、いかに好きなのかを語り合うことで絆が生まれます。そして、お互いに理解し共有できる世界を知ることで、自分は決してひとりではないということに気づかせてくれるのです。

公共の場における会話は、学ぶことを身近にしてくれます。情報が1日単位ではなく時間を追うごとに変わる現代社会において、誰もが同じ時間を共有するための助けとなります。それは決して特別なことではなく、望めば誰もがアクセスできるのです。 

また、創造力や新しい考えを生み出すきっかけにもなります。新しいアイデアを探し、それぞれの異なる背景や文化を表現することを後押ししてくれます。創作意欲に火をつけ、この世界を変える新しいアートや考え、創造力を与えてくれます。 

しかしながら、公共の場における会話には課題もあります。会話をすることで物事が一気に進む一方で、白熱しすぎることもあります。なかには、仲間外れにされたと感じる人も出てきます。残念ながら、会話が喜びと笑いに影を落とすこともあるのです。そのため私たちは、公共の場における会話が常に健全で、価値があり、誰にとっても開かれたものになるように、日々さまざまな分野で改善を重ねています。
 

健全な会話
全ては、Twitterの安全性の高さから始まります。

安全で健全なプラットフォームを提供することは、Twitterにとって最も大切な仕事です。利用者が安心して参加できると信じているからこそ、多くの会話が生まれるのです。私たちはお互いが敬意を払い、多くの有益な情報が得られ、大声で騒ぎたてているような表現がないと感じられる会話の方法を改めて考えています。 

その一例が、返信内容の再考を促すプロンプト(注意喚起)です。これはTwitter利用者が有害もしくは相手を傷つけるおそれのある返信を作成した際に、送信ボタンを押す前に再考を促すものです。この機能は、機会さえ与えられれば人々は正しい道を選ぶのだという考えに基づいて開発されました(2022年1月現在、英語のみの提供)。 

また、コミュニティ主導の誤情報へのアプローチとしてBirdwatchのテストを米国で行っています。Birdwatchは、ツイートに含まれている情報に対して正しい文脈をメモとして追加し、必要に応じて適切に問題を知らせるという試みです。

そして、2021年に米国で公開されたコミュニティは、関心のあるトピックでつながった利用者がコミュニティを作り、管理する方法を選択できる機能です。

”参加者がすべてあなたの知り合いというタイムラインを想像してみてください。Twitterのコミュニティをご紹介します。そこは、あなたと同じようなツイートをする人たちが集まる場所です。現在はiOSおよびウェブサイトで利用できます。Androidはまもなくです!”

私たちはまた、誤解を招く可能性のあるツイートにラベル付けを行い、できるだけ早く削除し、利用者および企業が本当に信頼できる情報だけが得られるようにしています。

最終的には、Twitter上で誤報やいじめの被害を受けることがないように、自分自身で管理できるようになります。

そのために、利用者や企業がフォロワーを削除する方法や、セーフティモードで会話に参加できないようにする方法をテストしています。私たちはさまざまなアクションを始めたところです。

価値ある会話
公共の場における会話を、真に価値のあるものにしましょう。

”Twitterはあなたと会話に参加したい人たちが話す、ただそれだけなのです。それが私のしたいこと。あなたも参加できます。ここでツイートして、おしゃべりして、笑って、学んで、楽しみましょう!”

会話の真の価値が「いいね」やリツイートにあると考えるべきではありません。会話は純粋な表現であるべきです。発言したり、聞いたり、考えさせたり、笑わせたり、学んだり、アイデアを共有するものであり、そして、正しく扱われるべきものなのです。

私たちは、利用者や企業が音声で会話をするTwitterスペースを公開しました。これにより、自分の声で意見を伝えることができるようになりました。そしてRevueでは、伝えたいことがあるときに、いつでも誰もがツイートの文字数制限を超えて長文のコンテンツを作ることができます。

そして価値あるものは有料化することもできます。スーパーフォローは月額制の購読者限定コンテンツで、お気に入りのTwitterアカウントの舞台裏が見える特別パスのようなものです。

チケット制スペースは、クリエイター自身が特別なスペースを有料で主催できるものです。オンラインのインタビューや試聴会のようなイベントに活用できます。 

チップ(Tips)は何らかのサポートを募る人々のための新しい機能です。クリエイターへの支援や、困難な状況にある人のためなどに活用できます。誰もがすばやくスムーズに支払うことができ、Cash AppやVenmo、Patreon、Bandcamp、Bitcoinで決済することができます。

これらの機能を活用することで、企業の会話の力が広がります。クリエイターがより多くのフォロワーを獲得することで、そのクリエイターを支援またはクリエイターとコラボレーションする企業にも利益がもたらされるのです。

私たちはさらにビジネスを成功に導く機会をTwitter for Professionalsとして提供し、誰もがTwitter上でビジネスを始めることができるツールを用意しました。小売業の方は新しいe-コマースツールのShop Moduleを試すことができ、将来的にはタイムライン内で販売ができるLive Shoppingが使えるようになります。
 

オープンで、アクセスしやすい会話
これは一体誰の会話なのでしょうか?それはあなたの会話です。

公共の場における会話は、誰もがどこからでも自分の意見を言えることが一番です。私たちは、地域や経済、技術的な分け隔てがなく会話が行われる世界を思い描いています。

まだTwitterがサービスを提供できていない地域にも拡大していきます。より多くの人々に、開かれた場所での会話に参加してもらいたいと考えているからです。

新しいTwitter開発者プラットフォームでは、外部の開発者もTwitterのパブリックAPIを活用できます。新しいTwitterスペースの検索から、地球規模の気候変動調査まで、次世代サービスの開発に役立ててもらうためです。Twitter上の会話を最大限に活用することで、世界中の利用者と企業が新しい未来を切り拓くことができるのです。

最終的には、自由な情報や貨幣の流れを通じて誰もが平等にアクセスできる社会、分散型の未来になるだろうと私たちは確信しています。そこで私たちは、Blueskyプロジェクトを開始しました。このプロジェクトは優秀な科学技術者と開発者で構成されており、会話をシングルプラットフォームの制限から開放し、共通の基準を作ることを目的にしています。

より多くの人がより多くの会話をすることで、企業がコネクトできる機会を増やしていきます。
 

私たちの取り組みは、始まったばかりです。

会話には、常に世界中とつながる力があります。そして、クリエイターや企業に与える大きな価値があります。会話が、世界中の人々が発言できる安全で健全な場所にあり、そしてその会話を全ての人々が平等に管理できるようにするために、私たちはこれからも努力していきます。

会話は、私たちを驚くような場所へと連れて行ってくれます。会話の向かう未来はどのようなものになるのでしょうか。皆さんも一緒に参加しませんか?

本記事の著者であるSarah Personette(@SEP)はTwitter, Inc.‎のチーフカスタマーオフィサーです。

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