X広告プロダクトの管理機能

大切なブランドを守るための多種多様な機能

Xは、広告主様がご自身でX広告の配信を管理できるようにするため、次に挙げる機能を提供しています。

 

X Amplifyにおけるブランドセーフティの管理

Amplifyは、最適でタイムリーなパブリッシャーのビデオコンテンツとXを訪れるオーディエンスをブランドに結びつけます。コンテンツを提携するにあたって広告主様は、IABの標準的なカテゴリー内であれば、どのプレミアムパブリッシャーでも選択することができます。このキャンペーンタイプを設定する際、広告主様は除外したいIABのコンテンツカテゴリーを選択できるほか、最大で100件の特定のコンテンツ配信パートナーのユーザー名を除外することができます。また、広告主様は、Xがキュレーションしたコンテンツカテゴリーを標準的なカテゴリーに優先して利用することもできます。このキャンペーンタイプを作成する際には、広告主様には各カテゴリーに貢献しているコンテンツパートナーのリストが提供され、そのうち最大5つのユーザー名を除外することができます。

 

広告キャンペーンの配信先管理

広告主様は、広告キャンペーンのほとんどの目的において、プロフィールに基づいて広告配信を停止したり、検索結果内への広告配信を停止したりすることで、配信対象を管理することができます。フォロワーキャンペーンでは、検索結果への配信を停止することはできません。また、X Amplifyキャンペーンでは、プロフィールや検索結果への配信を停止することはできません。XではAmplifyキャンペーンを対象に、こうした機能を優先して提供できるよう積極的に取り組んでいます。

 

Xオーディエンスプラットフォームの管理

Xオーディエンスプラットフォーム(TAP)で広告キャンペーンを展開している広告主様は、広告の配信先から除外するアプリを最大2,000件まで選択することができます。TAPプレースメントは、広告キャンペーンの目的がウェブサイトのクリック数、アプリのインストール数、またはアプリのリエンゲージメント数の場合にのみオプションとして利用することができます。

 

キーワードターゲティング

キーワードターゲティングを活用すると、広告主様は利用者の検索クエリ、最近のツイート、最近反応を示したツイートのキーワードなどの行動に基づき、広告を表示することができます。このターゲティングオプションによって、ブランドは最も関連性の高いオーディエンスにリーチできます。また、広告主様は広告キャンペーンから除外するキーワードを指定することにより、除外した語句の検索結果や、これらの語句をツイートした、また語句に反応を示したオーディエンスに広告を表示しないようにできます。

 

ツイートの返信制限

新しいツイートを作成する際、そのツイートに返信できるユーザーを選ぶことができます。初期設定では、ツイート作成ボックスの地球アイコンの横に、[すべてのアカウントが返信できます] という文言が表示されます。ツイートする前にこの文言をクリックまたはタップすると、そのツイートに返信できるアカウントを選ぶことができます。 返信制限についての詳細はこちらをご覧ください。

 

X上の広告環境の保護

広告主様向けの管理機能に加えて、Xでは、広告が不快なコンテンツとして配信されないようにするため、機械学習と人の目による審査を組み合わせた手法を活用しています。

 

タイムライン上のセンシティブなメディアとの隣接

Xでは、Xサービスチームまたはツイートの作成者が「センシティブなコンテンツ」とみなしたツイートと共に広告が配信されないようにしています。センシティブなメディアに関するポリシーは、過度にグロテスクなメディアや成人向けコンテンツおよび強姦及び性的暴行の描写を含むメディアに適用されます。またX利用者自らが、自身のツイートをセンシティブなコンテンツとして分類することもできます。

 

X Amplifyプログラム内でのブランドセーフティの確保

パートナーによるすべてのツイートは、Amplifyプレロールプログラムを通じて収益を得る前に、次の二段階にわたる厳格な審査が行われます。

  1. ツイート文言をスキャンし、安全でない言葉が含まれているか確認するアルゴリズムによるチェック

  2. 収益を得るために投稿されたすべての動画について、ブランドセーフティの基準が満たされていることを確認する、人の目による審査

またXでは、予防策としてパートナーとの定期的な教育セッションを実施し、Xのブランドセーフティに関する基準の範疇で、コンテンツの収益を確実に挙げられるよう支援しています。これらの包括的な収益基準に加えて、広告主様がAmplifyキャンペーンを上記の方法でカスタマイズできるようにしています。

 

ブランドセーフな検索の推進

Xは全世界で1日24時間にわたり、会話とトレンドトピックをモニタリングし、安全でないと判断された検索結果に広告を配信しないようにしています。Xのキーワード拒否リストは定期的に更新されており、全世界のあらゆるキャンペーンに適用されます。検索が実施されると、この拒否リストが参照され、検索キーワードがこのリストに記載されている場合、プロモ広告はそのキーワードの検索結果ページには表示されません。この拒否リストは、利用者がトレンドトピックをクリックし、そのトレンドの検索結果ページにアクセスする場合にも適用されます。

 

プロフィールに基づく広告配信に関するブランドセーフティ管理

Xでは、プロフィールが更新されるたびに、プロフィールページのコンテンツの調査を機械学習モデルにより、実施しています。これはプロモ広告の配信前に、そのコンテンツがブランドセーフであることを、ブランドセーフティに関するポリシーに照らして確認することを目的としています。プロフィールに基づく広告は、プロフィールが広告にとって安全であると判断される場合にのみ配信されます。アカウントのコンテンツや行動、そしてブランドセーフティに関するポリシーに準拠していないことを根拠に、個人利用者のプロフィールに基づく広告の配信をブロックする場合もあります。

 

キーワードターゲティングの制限事項

Xでは、ポジティブキーワードターゲティングのパラメーターとしての使用が禁止されているキーワードの拒否リストを世界規模で管理しています(こうしたキーワードに関連付けられているオーディエンスは、キーワード除外ターゲティングを通じて除外される場合もあります)。継続的に更新されているこの拒否リストには、大多数のブランドが安全でないとみなすさまざまなキーワードや、Xの広告ポリシーでターゲティングが禁止されているキーワードが記載されています。Xのキーワードターゲティングのポリシーについての詳細はこちらをご覧ください。

 

オーディエンスのフィルタリングと検証

Xでは収益目的のオーディエンス内で自動化の疑いのあるアカウントを除外し、正当な広告トラフィックの確保に努めています。また、MRCの認可を受けた複数のサードパーティーとの統合を通じた再生率測定サービスも提供しています。

 

プライベートな会話

Xは公共のプラットフォームであり、私たちはXポリシーやプラットフォームの機能を通じて、この開かれた環境の健全性を維持すべく取り組んでいます。ダイレクトメッセージは、送信者と(最大で50人の)受信者にのみ送信されるプライベートなものですが、X上の利用者またはコンテンツであることに変わりはないため、Xルールの適用対象となります。ダイレクトメッセージによる会話では、会話の相手の違反を報告した場合、Xは違反者が報告者にメッセージを送信できなくなるようにします。また、報告者の受信トレイから当該会話が削除されます。Xでは、報告や行動についての審査を適宜実施しています。

 

さらなる機能開発でXをより安全な場所に

Xは現在、セーフティモードと呼ばれるオートブロック機能のテストを実施しています。Xは、攻撃的行為またはスパム行為の疑いがあるアカウントを検知し、X上の会話に参加できないようにブロックします。 オートブロックは7日間有効です。

今後は、ツイートを送信後に望まないやり取りが発生しても、Xがそうしたアカウントをブロックしてそのやり取りや迷惑な返信を止めます。 セーフティモードについての詳細はこちら

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