ブランドセーフティのためのパートナーシップ

MRCとのブランドセーフティ認定の合意

私たちは、利用者の安心と安全を確保することで、Xがよりよいものになると信じています。そして、すべての人々や企業に、Xを一層安全な場所にするべく透明性を持って取り組むことを約束しています。

そのミッションの一環として、2020年12月に、Media Rating Council(MRC)が適格性認定サービスを提供する4つの領域(ビューアビリティ、無効トラフィックの高度なフィルタリング、オーディエンス測定、ブランドセーフティ)すべてにおいて、同団体と連携して適格性認定プロセスを開始することに同意しました。このプロセスでは、ブランドセーフティの適格性認定が優先される予定ですが、Xの透明性への永続的な取り組みを示す上で、これら4つの領域はいずれもきわめて重要であるとXは考えています。

2021年の上半期には、MRCと協力し、監査の範囲、順序、時期の調整を行いました。ブランドセーフティに関する事前評価を行うことでMRCと合意できたことを大変嬉しく思うと共に、下半期に向けて、さらなるマイルストーンに到達していきたいと考えています。

XとMRCは、ブランドセーフティ監査において、ホームタイムライン、ユーザープロファイル、検索結果、およびAmplifyプレロールプロダクトなどにおいて広告を提供する際の、特定ブランドセーフティ基準への遵守状況を評価することに合意しました。今後数か月の間に、XとMRCの両社により、ブランドセーフティ分野におけるXの運用、方法論、処理、報告、開示の監査準備状況を評価するための事前評価が実施される予定です。この事前評価の結果をもとにして、改善すべき点を明らかにし、あらゆるギャップを是正するためのハイレベルな推奨事項に合意します。 

MRCブランドセーフティ監査の範囲が確立されたことを踏まえ、XはGlobal Alliance for Responsible Media(GARM)との連携を継続して、業界標準との整合性確保に取り組みます。さらに、広告業界全体に対して、ブランドセーフティ、ブランド適合性、その他の安全性と健全性の問題についての考え方を取りまとめる支援をしていきます。

同時に、次の重要なマイルストーンに向けて、オーディエンス測定、ビューアビリティ、無効トラフィックの高度なフィルタリングの監査範囲とタイムラインについてMRCと合意するなど、努めていきます。まずオーディエンス測定の監査に取り組み、残り2つの監査を順次進めていく予定です。

 

JICDAQの「ブランドセーフティー認証」を取得

2021年11月、一般社団法人デジタル広告品質認証機構(JICDAQ)の「ブランドセーフティー認証」を取得しました。これにより同団体が定めた「広告掲載先品質に伴うブランドセーフティの確保」に関わる業務プロセスの認証基準に適合した業務を行っている事業者として、日本国内で認められたことになります。

 

その他の透明性を高める取り組み

  • 5か月にわたる大規模な調査プロセスの末、Xにおける広告の配信状況に関する第三者報告書を提供する優先パートナーに、DoubleVerifyとIntegral Ad Scienceを選定したことを発表しました。この取り組みは、自社の広告と共に配信されるコンテンツがどのようなものか、広告主様がより詳細に把握できるソリューションを開発する契機となります。 

  • Xでは、広告主様の目的に応じた測定ソリューションやサードパーティーの調査を通じて、広告キャンペーンにおけるパフォーマンスの透明性の向上に取り組んでいます。私たちの目標は、広告主様に測定ソリューションを提供し、広告キャンペーンがマーケティングやビジネスの目標実現にどのように役立っているか理解していただくことです。現在の測定ソリューションの詳細については、こちらをご覧ください。
     

  • 2021年3月、Xのグローバル事業展開においてTrustworthy Accountability Group(TAG)のBrand Safety Certified Seal(ブランドセーフティ認定マーク)を独立機関の監査を経て取得しました。この認定の詳細についてはこちらをご覧ください。
     

  • X透明性センターを通じて、Xに寄せられる法的請求、知的財産に関する異議申し立て、Xルールに基づく強制的対応、プラットフォームの操作、メールのプライバシーに関するベストプラクティスについて、その動向を公表しています。

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