Twitter活用事例

スマホゲームが費用を抑えつつ効率的にバズを拡散した方法

主な結果

3倍
キャンペーン参加のリツイート数(同社事例平均比)

20%減少
ビデオの視聴単価

2倍
ツイートエンゲージメント(通常時比)

背景

スマートフォンゲーム『メイプルストーリーポケット』(@mspoke_sns)は、国内ユーザー数のべ500万人を超える日本最大級のPCオンラインゲーム『メイプルストーリー』のスマートフォン版として2015年8月に配信開始されました。認知拡大とインストール数増という目標を掲げる一方、TVCMの予算確保が難しい状況があり、PCゲームで確立された高い認知度や、PCゲームの過去のTVCMのフレーズなどのコミュニケーション資産を最大限活用できる施策を検討していました。

戦略

まずウェブ用の動画製作が決定し、予算内で視聴数を最大化させるため拡散力に優れたTwitterを使用した施策を考案しました。

キャンペーンには、ビデオアプリカード(動画とアプリインストールボタン付きのプロモツイート)を採用。タレントの大澤玲美さんが出演する動画付きプロモツイートをユーザーがリツイートすると、スペシャル動画が返信される(大澤さん出演の当たり3パターン、またはハズレ)というインタラクティブな内容でバズの拡散を狙いました。また #大澤玲美がぷるぷるしている動画 のハッシュタグでプロモトレンドを1日実施し、話題化を促進。加えて大澤玲美さんによる第三者ツイートも行なわれました。

 

成功のための3つのポイント

1. 細かなターゲティングが可能にする緻密な配信設計

プロモツイートではキーワードやハンドルで細かなターゲティングができ、緻密な配信設計で効率良く広告を配信できました。使用したターゲティングは、キーワードターゲティング、フォロワーターゲティング、カスタムオーディエンスの3種です。 キーワードターゲティング、フォロワーターゲティングでは、同ゲームや類似ゲームに関連したキーワードやハンドルを設定しました。狙ったのは、大澤さんのファン層や「メイプルストーリー」を認知している層、またバズ拡大のため「メイプルストーリーポケット」の既存ユーザー層にも照準を合わせました。 さらにカスタムオーディエンスでは、PCの「メイプルストーリー」ユーザーのデータを活用し、リターゲティングのような形でTwitterにて配信を行いました。

2. タレントによる第三者ツイートでさらに情報拡散

タレントの大澤玲美さんによる第三者ツイートで、大澤さんのファン層を中心に情報が拡散し、想定以上の動画再生数に達することができました。

3. プロモトレンドでリーチ数を最大化

プロモトレンドにより、多くのユーザーの目に触れさせる事ができました。費用に対し、拡散力やリーチ数は期待以上でした。

キャンペーン全体の成功のまとめ

ゲーム案件のプロモトレンド実施時の平均に対し、リツイート数は3倍以上を記録。通常のビデオ訴求と比較すると視聴単価を20%以上も抑えることができました。なお大澤玲美さんを起用した動画と通常配信のゲーム動画を比較するとCPIはやや高いものの、ツイートエンゲージメントでは2倍近くの伸びが見られました。目標のDL数には届きませんでしたが、タレントを起用した動画クリエイティブを用いたことで、通常のウェブ広告ではリーチできないユーザーが獲得できた点は良かったと考えています。

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活用したソリューション

モバイルアプリのインストール、再利用の促進

情報感度が高く、会話を通じて情報を広めてくれるTwitter利用者へリーチすることで、自社アプリのインストールあるいは再利用を促進できます。

リーチを拡大する

情報感度が高く、価値を見出した情報を会話に繋げてくれるTwitter利用者へのリーチを最大化しましょう。

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