Twitter活用事例

@CanadianTireによるTwitter Amplifyを使ったホッケーファンの取り込み作戦

主な結果

16.4K
国内で #BigPlay が使われた回数

4倍
フォロワーの増加

$45K
集まった@CTJumpstartの慈善活動資金

チャレンジ

Canadian Tire（@CanadianTire）はアイスホッケーのジュニア世界選手権（#WJC2015）の開催時、金メダルを狙うカナダチームを盛り上げて話題作りをしたいと考えていました。@CanadianTireの目的はブランド認知を高めることと、アイスホッケーに参加したい子どもたちを支援するJumpstart（@ctjumpstart）による慈善活動 #BigPlay への寄付を集めることでした。@CanadianTireと@HockeyCanadaが共同で携わるBig Playでは、今後3年間で3万人の子どもがアイスホッケーをプレイできるように支援することを計画していました。同社はカナダの人々に慈善活動への支援を呼びかけ、見込み顧客の興味関心を引くために、11日間の選手権においてメディアパートナーのThe Sports Network（@TSN_Sports）による中継動画を #BigPlay を付けてリアルタイムで共有しました。ジュニア世界選手権は、活動の認知とエンゲージメントを高める絶好の機会となりました。

戦略

@CanadianTireは #WJC2015 のライブ放送中にTwitter Amplifyを使って@TSN_Sportsによる中継動画を限定配信しました。メディアや企業のアカウントではTwitter Amplifyを使って、テレビの感動の瞬間を切り取り、Twitterでファンやオーディエンスに配信することができます。@CanadianTireは #BigPlay をプロモトレンドにしてファンとつながり、@ctjumpstartへの@ツイートごとに0.25ドルの寄付を行うことを公約しました。歴史的なカナダ対ロシアの決勝戦では、推定710万人のオーディエンスの熱狂を後押しするように#BigPlay 1件あたりの寄付金額を0.50ドルまで引き上げました。また@CanadianTireは、カナダの子どもたちにおけるアイスホッケーの重要性を語る@HockeyCanadaのコナー・マクデヴィッド選手の動画を通じて視聴者の興味関心を引きました。

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オーディエンスのターゲティング

01

キーワードターゲティングで適切な利用者にリーチ

今回のケースでは「hockey（ホッケー）」、「sports（スポーツ）」、「Canada（カナダ）」のようなキーワードターゲティングにより、スポーツファン、カナダのファミリー層、インフルエンサーといった利用者の興味関心を引くことができました。またスポーツ好きのターゲットオーディエンスにリーチするために、@CanadianTireは #BigPlay をプロモトレンドに用いて、Twitter Amplifyで@TSN_Sportsによる試合のリプレイ動画をリアルタイムで共有しました。

02

タイムリーなリッチメディアでオーディエンスのエンゲージメントを高める

@CanadianTireはトーナメント中、@TSN_Sportsによるリプレイ動画をSnappyTVで編集し、Twitter Amplifyを使って素早く配信しました。これにより、同社のアカウントと@TSN_Sportsの関連性が高まり、試合に関心があったり語りたいと思ったりしているスポーツファンによる幅広いオーディエンスにリーチできました。Canadian Tireは最新の中継動画と試合ごとのツイート配信を通して視聴者の共感を得て、フォロワーの熱狂が冷めないようにしながら特別な瞬間を演出しました。

03

有名人の起用で慈善活動の認知を高める

@HockeyCanadaのキャプテン、コナー・マクデヴィッド選手（@cmcdavid97）など、@CanadianTireは、スポンサー契約を結ぶ選手が出演するプレロール動画を活用しました。このような動画は視聴者との間に個人的な連帯感を生み、未来のホッケー選手の支援のためにリツイートしようというファンの気持ちを後押ししました。@CanadianTireは@HockeyCanadaの選手たちの生い立ちに脚光を当て、#BigPlay と@ctjumpstartの活動意義についてオーディエンスがはっきりわかるようにしました。同社は #BigPlay を通じて人々の気分を盛り上げて、カナダの国際試合と代表選手をサポートしました。

キャンペーン全体の成功のまとめ

#BigPlay は利用者からの高い人気を得て、#WorldJuniors や #WJH2015 といったトレンドキーワードの同義語として扱われました。また、Twitter Amplifyを使った@CanadianTireのテレビ映像とプレロール動画は50万回以上視聴され、多くのスポーツ好きのオーディエンスからエンゲージメントを獲得できました。#BigPlay のハッシュタグの利用数は1万6,400にものぼり、エンゲージメント率は7.2%でした。キャンペーンの結果、フォロワー数が4倍に増えたほか、アカウントへの@ツイートの数も以前の3倍となり、その中にはカナダのスティーヴン・ハーパー首相（当時）のようなトップインフルエンサーからのツイートもありました。#BigPlay は@CTJumpstartの資金を4万5,000ドル調達しました。

チーム

TSN（@TSN_Sports）はカナダのスポーツテレビネットワークです。

Touché!は、優れた戦略構築で評価を得ているカナダ最大手のメディアエージェンシーです。

Twitterは、Canadian Tireが世界トップクラスのオンライン小売店を目指すうえで重要なパートナーです。リアルタイムのプラットフォームとして非常に優れているTwitterのおかげで、#BigPlay の慈善活動を通してお客様とつながることができ、今後3年間で1万人以上の子どもにスポーツ支援ができるようになるでしょう。

TJ・フラッド（@TJFlood72）氏（Canadian Tire社、マーケティング担当シニアバイスプレジデント）